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銀月の館にて

 ……今回は片割れさん関連の記憶話です。
 あ、でも寸止め朝ちゅんですから、それでも良いという方はどうぞ~。
 












 どこの世界だったかわからないけど、そこは庭付きの白い洋館。
 黒い短髪の青年の後についていくわたし。
 館の中に入り、彼に案内された浴室で湯浴みをした後、用意された衣服に着替えて別の部屋に通された。
 紐を蝶結びで留められた総前開きで、くるぶしまでの丈まである白い衣装を纏ったわたしを見て、彼は無言で微笑み、机の上にお茶を置いてくれた。

 ここに来るまでに心身がかなり疲れていたせいか、お茶をいただいた後、身体の力が急に抜けていく。その直後に彼が床に倒れかけたわたしを受けとめ、そっと寝台へと横たわせる。
 その上に覆いかぶさり、衣をゆっくりと解きながら、わたしの身体に触れてきた。


 そういえば、昨晩初めて出会った直後、突然現れて襲撃してきた集団から、彼と一緒に逃げている途中で、こんなことがあったのを思い出す。
 淡く輝く満月と、彼とわたしの呼吸と体温、そして何度かあった意識の暗転。
 わたしにとって初めてだった出来事。その記憶をぼんやりと脳裏に浮かべつつ、わたしは彼にすべてをゆだねて、そっと瞳を閉じた。









 まぶたを開き、目の前に映っていたのは眠っている彼の顔。
 わたしより疲れていたのだろう、まだ目覚める気配はなく、小さな呼吸が聞こえてきた。
 ……もう少しこのままでいいかな、とわたしは彼の頭をそっと抱き寄せ、再び眠りの闇に落ちた。
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